ニュース
最新情報はここから!
令和6年度「真剣Biz」塾生募集開始!!
※今年の協力店舗の紹介
どんな商品が求められているのか?
どんな商品を作るといいのか?
どんなふうに商品をお客さんに伝えていくのか?
どんな売り方をしていくのか?など、
商品やサービスの企画から、経費の計算、広告活動、販売方法を子どもたちの手で行い、お金を稼ぐことの大変さや充実感・達成感を実感しながら学ぶ場です。
昨年度の様子の紹介
こんな活動をして自分のお店を出すよ!!
2023年3月16日・17日のイベント開催に向けて、真剣Bizの塾生たちは、
自分たちで商品やサービスの企画、経費の計算、広告活動、販売方法の検討をおこないました。
イベントのコンセプトを考える
どんな人に来て欲しい?(ターゲットの明確化)
どんなイベントにしたい?(コンセプトの決定)
自分たちで、ゼロからイベントのコンセプトを考えました。
そして、出来上がったコンセプトは…
「花束の代わりに〇〇を」
塾生の「これまでお世話になったあの人へ「感謝」の気持ちを込めた商品や企画を提供したい!!」という思いがコンセプトになりました。
マーケティング
ターゲットにとなるお客さんには、どんな商品が響くんだろう?
お客さんの層や、流行っているもの、商品の原価、様々なことをチームで1つ1つ話し合って決めていきました。
LINEを使ったり、学校でアンケート調査をしたりして、自分たちの提案が買ってほしい相手の心に響くのかを確かめました。
商品開発
店舗の方の力を借りて、実際に商品開発をしました。
「AとB、どっちが美味しいかな?」「材料を変えると、原価はどれくらい変わる?」…インターネットで調べたり、店長さんと話し合ったりしながら、売れる商品を考えます。
お店の方と子どもたちのガチンコ勝負!!本当にお客様に満足してもらえる商品にするために、自分たちの提案がそのまま形になるわけではありません。悔しい思いもしながら「真剣」なビジネスを学びました!
経費の計算
お客様に満足してもらえる商品を提供できたら、もちろん稼ぐことができます。
でも、とにかくたくさん作ればいいわけではありません。とにかく材料にお金をかければいいわけでもありません。
マーケティングを通して、本当に必要なものを必要なだけ準備し、最大限利益が大きくなるようにお金の計算もします。目標金額は1人当たり40,000円だそうです。どこまでもリアルな学びです。
広報活動
どれだけいい商品を開発したとしても、その情報がほしい人に届かなければ意味がありません。どんな情報の届け方をするといいのか話し合い、SNSを活用したり、学校にチラシを配ったり、校内放送で呼びかけさせてもらったりすることになりました。
チラシのデザインも自分たちで考えます。特にそれをやってみたいメンバーが集まり、分かりやすくカッコいいデザインを目指して、仕上げました。
イベント当日はこちら
日本においては「お金=不浄のもの」「子どもの前でお金の話はしない」といった考え方が一般的な時代もあり、金融教育は遅れていました。
世界に目を向けてみると、アメリカやイギリスなど先進諸国では公立学校のカリキュラムに金融教育が盛り込まれ必修となっています。金融と経済について学び、小学校を卒業するまでにお金に関する社会構造の理解をめざしているのです。
これを受けて日本でも「お金についての正しい知識」を身につけようとする動きが出てきています。
2022年には、高校「金融教育」が始まりました。また、中学校の新学習指導要領にも、金融についての記載があります。今後、高校はもちろん、小学校や中学校でも金融教育がカリキュラムに入っていくことでしょう。
金融教育と聞くと、堅苦しく聞こえますが、簡単に言ってしまえば、お子さんが「世の中のお金の動きを見えるようになる」ことを指しています。真剣Bizでは、商店街というリアルなフィールドで実感を伴いながら学びます。
自分の特技が生かせることが見えてきたり、自分の得意な役割が理解できたり、新しい自分のできることを見つけられたり、うまく行かないことを乗り越えてたくましくなったり、実際にやってみなければ分からない本当の金融教育がここにあります。
真剣Biz経営塾
3つのポイント
真剣Bizでは子どもたちが実際に開発した商品やサービスを、お客様に提供します。正解のない問題に取り組んでいくことになるので、思い通りにはいかないこともたくさん出てくるでしょう。
そして、そんな時に自分を支えてくれる周りの人とのつながりを感じられることでしょう。真剣Bizはそんなリアルから学ぶ場です。
子どもたちが自ら考え動くために教育ファシリテーターがサポートします。教育ファシリテーターは教え込むのではなく、子どもたちの「やりたい」を引き出し、困った時にだけ必要な支援をします。
子どもたちの主体性を尊重し、自分なりの答えを生み出せる子を育みます。
学校では「お金のこと」について学ぶことはなかなかできません。真剣Bizでは、普段会社やお店を経営している人たちから、お金に対する色んな知識や考え方を学べます。
身の回りの色んな商品やサービスが、どんな仕組みで社会を支えているのかを自然に考えるようになります。
身に付く力
“自分の力で生きていける人”になるために必要な
3つの力が身に付きます
金融に触れる上では「どんな商品やサービスなら、お客さんに受け入れてもらえるのか」という問いに向き合います。この正解のない問いに向かうには、柔軟に自分の考えを変化させる必要があります。その変化こそが自分を進化させる力となります。
経産省では「ダイバーシティ経営=多様な人材によるチーム経営」を推奨しています。
真剣Bizでは、小学生だからこその柔軟性、中学生だからこその理論的な考え方、高校生だからこその組織を動かす力を合わせて、チームで動く共創する力が身につきます。
真剣Bizでは「お客さんに何を提供するのか?」を徹底的に考えます。
そのためにニーズの調査やデータの分析の仕方なども学べます。自分たちの出した答えに「本当にそれでいいのか?」を問うことも繰り返し、事実を元に考える力が養われます。
真剣Bizが始まるまで
1無料説明会
2申込み
定員を超えた場合は抽選となります。
定員:15名
料金:月額¥7,500
3真剣Bizプログラム
5ヶ月間のプログラムが
始まります。
オンライン・オフラインの参加しやすい方でご参加ください。
4販売イベント実施
プログラムの発表の場として
販売イベントを開催します。
募集要項
参加方法
オフライン:
関市「あいせき」にて参加(新型コロナウイルスの影響でオンラインのみになる時期もあり得ます)
※「あいせき」へのアクセス
住所:関市本町7丁目13番地
オンライン:
Zoomを用いて、グループごとに参加
活動時間
2024年11月〜2025年3月
毎週日曜日19:00〜20:30
対象
小学5年生〜高校2年生
定員15名 ※定員を超えた場合は抽選
料金
料金:月額¥7,500
ただし、商品を販売して得られた利益は全て塾生に返金します。
カリキュラム
3月の販売イベントに向けて、
商品の企画・広報・販売戦略など、1つの商品やサービスをお客さんに提供するにあたって必要な考えを学ぶと共に、
提供するまでの過程を実際に体験します。
推薦のことば
岐阜大学社会システム経営学環教授 髙木朗義
真剣Bizは画期的な取り組み
子どもたちにとって、「お金」というのはとても興味のあるものです。そして、将来生きて行く上で切っても切り離せないものでもあります。しかし、日本の教育の現状では、そこに踏み込んだ教育がなされているとは言い難い状況です。
この取り組みは、まちづくりと子どもたちの「お金」の教育を両立させたものであること、教育ファシリテーターという子どもたちの「やりたい」を引き出す教育者が関わることが、これまでにない画期的な取り組みになっています。こんな取り組みが始まる関市がとても楽しみです。
Q&A
1人でも参加できますか?
できます。小学生のお子さんも1人で参加していただけるようにスタッフがサポートします。
算数や数学が苦手でも大丈夫ですか?
大丈夫です。算数や数学が苦手なお子さんも、お金の計算になると、具体的なイメージが湧き、計算できるようになることが多いです。真剣Bizをきっかけに学校の学習にも自信をもっていただけます。
商品開発などはしたことがないですが、大丈夫ですか?
大丈夫です。関市の商店街で働く、経営のプロやSEVENSEEDS公認のファシリテーターがお子さんが困った時にサポートします。
職業体験とどう違いますか?
一般的な職業体験は、働く人のやりがいや苦労を知ることが目的です。
それに対し、真剣Bizでは、リアルにお金を稼ぐことの大変さを学ぶことが目的です。
そのために、私たちはお子さんの「やりたい」や提案を何よりも尊重します。スタッフはこちらから手を出さず、お子さんが「困った」とヘルプサインを出された時に全力でサポートします。
関市の小中高生でないと参加できませんか?
関市の小中高生から優先的に募集させていただきます。募集人数に余裕があった場合は追加募集として、関市外の小中高生にも募集させていただきます。
入塾申し込み
お問い合わせ
ご不明な点やご質問がありましたら、NPO法人SEVENSEEDSまでぜひお気軽にご連絡ください。